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先日(06.8.30)、北海道厚沢部産F2の初齢幼虫を5頭いただきました。その内1頭は☆になっていましたが4頭は元気。早速菌糸ビンヘと投入しました。
このページでは羽化までの記録を掲載しようと思います。初齢〜羽化までの記録とは、これまた気の長い作業とはなりますが、よろしければお付き合いの程をお願いします。
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北海道厚沢部産F2飼育表
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1本目 |
2本目 |
3本目 |
4本目 |
羽化日 |
性別 |
サイズ |
ビンの種類 |
06-1 |
8/30 |
11/30
11g |
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☆ |
♀ |
☆ |
@1.4L(Grand-Grow)
A1.1L(Grand-Grow)
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06-2 |
8/30 |
11/30
11g |
4/19
11g |
11/8
13g |
2/下 |
♀ |
48.5 |
@1.4L(Grand-Grow)
A1.1L(Grand-Grow)
B1.1L(Grand-Grow)
C1.1L(Grand-Grow)
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06-3 |
8/30 |
11/30
13g |
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8/5 |
♀ |
50.5 |
@1.1L(GTレッド)
A1.1L(Grand-Grow) |
06-4 |
8/30 |
11/30
23g |
3/24
27g |
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9/26
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♂ |
76 |
@1.1L(GTレッド)
A1.1L(Grand-Grow)
B1.4L(Grand-Grow)
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2008/8 現在(完了) |
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唯一の♂の羽化個体が固まりましたので計測をしてみました。目標としていた75mmを超えたことに安堵していましたが、北海道産のオオクワガタにも大型と成りうる血の資格が与えられている事を実感しました。
今のところ2頭のみの羽化実績ですが、北海道産でこの実績はとても良いものであると感じています。累代を重ねるごとに大型化するであろうと言った予感がする血統はそうそうあるものでは無いと思いますがそんな感覚を覚えています。
今回の北海道産は、久々にマジメに飼育した国産のオオクワガタでしたが、幼虫体重と成虫体長が比例傾向にあることは飼育上とても楽であると改めて感じました。グランディスが飼育の中心である筆者には特にそう思えたことは事実です。
後は、来年以降の累代飼育でどこまで飼育実績を伸ばせるかに掛かってくると思われますが、この血統は80mmを超える資質を持つものと想像しています。
♀が後2頭残っていますが、メインの♂が羽化したことで、とりあえずこの飼育記録は今回を持ちまして終了とさせていただきます。(飼育データは今後の北海道産の指標として残しておきたいと思います)
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07/10/25 完 |
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♂の蛹です。♂はこの個体一頭ですから無事な羽化を願うばかりなのですが、残念ながら大きさは思っていたほどのものではありません。無事に羽化し固まりましたらサイズはUPしようと思います。
もう少し飼育数があれば、そこそこの大きさの♂を羽化させることが出来ますが、何せ一頭ではデータ的にも話になりません。次期の飼育はこの♂と下記の♀を種親として行う予定でいます。
北海道産のオオクワガタは南部を中心に生息しているのですが、北海道産らしいフォルムがあると思っています。この蛹のオオアゴからも北海道産らしさが見て取れます。
極太とか、アゴ太とか言った姿ではありませんが、オオクワガタが本来持っている野性味がそこかしこ窺える、私的に好きなフォルムをしています。
参考までに知人から譲っていただいた他の血統の個体も紹介しますのでご覧ください。こちらは同じ厚沢部産のWF1です。大アゴの内歯から上に特徴が現れるように感じています。
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07/9/3 現在 |
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♀が羽化しましたので取り出し体長測定を行いました。現時点で51mmありますが、多少の縮みを考慮し50.5mmとしています。北海道産♀の50mmUP飼育個体は過去にも例があると聞き及んでいましたが、この個体もなかなかの大きさがあります。
グランディスもそうですが、♀の羽化体長が♂の羽化体長へと比例的に反映する場合が殆どです。また、初齢より一年を経たずに50mm以上で羽化してきたことも加味すると、道産オオの遺伝子には相当なポテンシャルが秘められているように感じます。
この体長の♀が羽化したことで、♂も70mm台後半以上が期待できると思いますが、ある程度の飼育数をこなさなければ、はっきりとしたデータは得られないと思いますので、次期の飼育でチャレンジしてみる予定です。
※飼育表の特製「グリーン菌糸ビン」は「Grand-Grow」へと表記を変更しています。グランディスが大きくなる菌床は、国産オオも大きくなると改めて感じているところです。
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07/8/17 現在 |
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唯一の♂のビン交換を行いました。他との比較できませんが、北海道産の約7ヶ月目の体重としては良い方かと思います。もう少し成長できればと思い、PP1.4Lへ投入していましたが、果たして結果はどう出てきますでしょうか。
使用している特製「グリーン菌糸ビン」は「Grand-Gt (グリーン):仮名」と同じもので、新年度から発売を予定している製品です。グランディスとの相性はとても良いと感じていましたが、オオクワガタにも合っているようです。
(佐賀産も先日のビン交換時に、25g台が数頭出ています) |
07/3/24 現在 |
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1と2は特製の「グリーン菌糸ビン」ヘ |
3と4は「レッド菌糸ビン」へ |
06/8/30 初齢投入 |
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