グランディスオオクワガタのGrand−G
菌床ブロック Grandシリーズ

グランディスオオクワガタ 95mm 作出菌糸

Grand-Bank
(バンク)
Grand-Gt
(ブルー)
Grand-Gt
(レッド)
Grand-Master
(マスター)
実績のある
KBファーム社製
当店が道南のキノコ工場へ製造委託している製品です
原料は北海道産ブナ100%、安心してお使いいただけます
Grand-Bank
飼育情報、商品宣伝等など、不定期更新の「ひとり言」。
お暇な時にでもどうぞ。
2020.8.3

本日、「ニュース」の幼虫コーナーを更新しました。

幼虫はGarda93.2血統ラインの♂とGarda95.0scの同腹♀を掛け合わせた組合せとなります。初齢割り出しよりおよそ6ヶ月目となりますので、ここまでは思惑通りです。

これからGarda95.0scを種親とする幼虫も控えています。ビン交換は秋以降になるとは思いますが、今期は面白い個体が出現しないかと期待しているところです。

尚、掲載した幼虫は60gUPとなりますので興味がある方は覗いて見て下さい。


2020.7.31

観察・採集時に撮影した画像です。

上の画像はスジクワガタのペア、下の画像はアオカナブンです。

細いアカダモ(ハルニレ)の樹液に来ていた個体ですが、観察していると面白い場面に遭遇しました。

スジクワガタが居る樹液場にアオカナブンが飛んできて、良い場所をめぐり争いが起こったのですが、なんとスジクワガタが圧勝したのでした。争いに敗れすごすごと逃げるアオカナブンを撮影したのがその画像です。

アオカナブン(約25mm)とスジクワガタ(約15mm)の体格差は大きく、普通であればアオカナブンの方が有利に戦い良い場所を独占します。

長年の観察結果からはスジクワガタが樹皮の間に隠れるのが一般的な光景なのですが、果敢に追いかけ追い払う様を見て気の強い個体も居るものだと見入ってしまいました。

コムラサキも来ていましたが撮影するする前に飛び去りました。本州などではオオムラサキが有名ですが、道南(渡島・檜山地域)で樹液に集まる個体を一度も見たことがありません。(オオムラサキは北海道では限られた地域にのみ生息しています)

こちらはではようやくエゾゼミやアブラゼミの鳴き声が聞けるようになりました。夏本番を迎えようとしています。


2020.7.22

インドグランディス、Garda血統個体の仮測定です。

2020.7.6に紹介していた個体でしたが、想定どおり90mm前後での羽化となりました。

羽化後3週間ほど経過していますので、今後0.5mm以上縮むことは無いと思われます。どうやら90mm台は確保できそうです。


2020.7.14

近況

色々と多忙ですが、先日期待していなかった幼虫(Grand-Grow 菌糸カップ よりGrand-Grow PP1100ビン へ投入)のビン交換を行なったところと、画像はありませんが52g台と大きく成長していました。

Grand-Grow PP1100ビン を一本目に使用していた数年前は、一本目から50g台の幼虫が出現することもありましたが、こんな幼虫が大きく羽化するかと言えば必ずもそうとは限りません。

幼虫体重は重いに越したことはありませんが、グランディスの飼育は幼虫体重から羽化体長が殆ど掴めませんので、あくまでも結果が全てとなります。

無事羽化するまでの道程における、その時点での対処もまた必要となる場合があります。


2020.7.6

画像は数日前に羽化したインドグランディス、Garda血統の大型個体です。

目視からは無事羽化したと判断していますので取り出しを楽しみにしているところでしたが、おそらくは90mm前後ではと思います。

さて、本来であれば今の時期は観察と採集に出向いていることが多いのですが、今期のこちらのフィールドは如何せん気候に恵まれません。

6月下旬頃までは良かったのですが、その後は雨模様と低温により全体的に樹木と昆虫の活性が遅れていると感じられたことや、自身の体調がここのところ芳しく無いことからフィールドへは出向いておりませんでした。

代わりに、ご注文が多い Grand-Grow 菌糸カップ の製造を優先し行っていました。

Grand-Grow 菌糸カップ は製造個数に限りがある商品ですので、観察と採集は培養期間中に良い日を見つけて出向ければと、そしてまずは体調を万全にしたいと思っています。


2020.7.3

インドグランディス、Garda血統の大型の蛹です。

ガラス2000ビンで蛹化させましたが、無事に羽化してくれればおそらく90mmは超えてくるのではと思います。

何はともあれ無事に羽化してくれることを願いつつ、半月後の結果を楽しみにしているところです。

さて、Grand-Grow 菌糸カップGrand-Grow PP1100ビン について、製造は随時行っているのですが、作り置き在庫が少なくなってきました。

在庫切れとなる可能性が高まって来ていますので、ご注文時に在庫切れの際は、その旨をご連絡します。

お時間をいただく場合もありますが、これから繁忙期となりますのでご了承願います。


2020.6.29

本日、「ニュース」の成虫コーナーへ体長測定を掲載した個体の容姿です。

2020.6.1に紹介していた個体の本測定となりますが、おおよその想定通りの体長となりました。

個体の特徴としてはともかくゴツイ感じで、これがもう少し体長へ向いてくれればと「たら、れば」的な思いもあります。

すこし面白い点としては、本個体は57mm台の♀から誕生している点です。その血統からの最大♀を使用してこのサイズは初めてことでしたから、これは次世代が面白くなるのではないかと想像しています。

その血統からの最大♀を使用し、これまで一度も良いことはありませんでしたので、種♂との掛け合わせが上手く行ったのかも知れません。ちなみに、種♂はGarda95.0血統ラインとなっています。

追記訂正

2020年1月に「ニュース」の成虫コーナーへ体長測定画像を掲載した92.8mmについて、本日掲載した個体と比較するため取り出したところ、どうも大きさが腑に落ちないことから再測定した結果93.0mmであることが判明しました。

測定画像を撮り直し差し替えましたので訂正と共にお知らせします。これに伴い今年羽化した個体は、93mm台が1頭、92mm台が3頭となりますので、こちらも合わせて訂正させていただきます。


2020.6.25

生体コーナー(DGM) 地域・期間限定1ペア

完売のため、本日を持ちまして販売は終了しました。

追記
秋季個体販売の開始時期は未定ですが、以下の個体を予定しています。

アルナーチャル産グランディス
秋季販売予定!!



2020.6.18

生体コーナー(DGM)

2015年度 BE-KUWA飼育レコードライン血統
Garda95.0(91.2) ♂87mm×♀51mm

地域・期間限定で1ペアのみの販売です。

興味がある方は覗いてみてください。


2020.6.15

Grand-Grow 菌糸カップについて

なるべく多くをご提供できるよう製造を行っておりますが、これからの時期はどうしても納期にお時間をいただくことが多くなります。

お使い頂く日を予め指定いただければ、ある程度の予定が立ちますので、24個以上のご注文の際はよろしくお願い致します。


2020.6.12

お客様のところより90mmUP(暫定92mm)が誕生しています。

Garda93.0血統からですが、詳しくは以下よりご覧ください。

たゆんとグランディス


2020.6.8

一昨日にビン交換を行ったGarda血統の幼虫です。

まずまず良い感じには育っていましたが、この体重がおそらくはピークであろうと思われます。(体色等より判断しています)

さて、幼虫体重が何gあれば85mmほどになりますか?、といった感じのご質問を初心者の方からいただくことがあります。

結論から言えば、こればかりはまったく判りませんのでそのように返信しています。実際のところ今回の幼虫も羽化体長はまったく掴めず、大雑把に範囲を想定するならば85〜90mm程となります。

それほどまでに幼虫体重から羽化体長を想定することは難しいのです。この事象と相対するのですが、この特性を持つがゆえに超大型個体を誕生させることがより難しくなります。

超大型のグランディスを誕生させるにはクリアしなければならない様々な要点が有りますが、グランディスを飼育し経験を積み重ねると、本種が一筋縄では行かない事がよく判るのではないかと思います。


2020.6.5

本日を持ちまして今期の春季販売は終了しました。

次回は秋季の販売となりますが、COVID-19の影響により現在ヤマト運輸のタイムサービス便が利用できない状況が続いています。

タイムサービス便が再開されれば秋季販売の時期を早めたいとは思いますが、今のような状況が続くのであれば、関東地区、関西地区などの最高気温の推移を見ながら開始する時期を判断したいと考えています。

今のところ、何月頃に開始できるかは未定となっています。


2020.6.1

昨日菌糸ビンより取り出したインドグランディスGarda血統の新成虫です。

羽化後3週間が経過しましたので仮測定を行ないました。暫定値としたノギスの数値は御覧とおりで、おそらくは92mm台になるのではと踏んでいます。

本測定時に92mm台の前半となるのか、後半となるのか、それはこれからの縮み方しだいであると思います。

2019年の飼育個体は粒が揃っていて、今年羽化した92mm以上はこれで4頭目となりました。

飼育方法はGrand-Grow 菌糸カップからGrand-Master 菌糸ビンへと移行する当店の定番である菌種変更リレー飼育により誕生していますが、本飼育の基本は二次発菌時に添加剤を加える飼育方法です。

(その結果として、飼育レコードのインド産95mm、ミャンマー産94mmが誕生しています)

ではなぜ二次発菌時に添加剤を加える飼育方法を採用しているのか、これについては過去のBE-KUWA48号や57号、そして昨年のBE-KUWA72号へ寄稿した記事をご覧いただくと理解していただけるのではと思っています。


2020.5.28

過去の「ひとり言」等のコーナーへGarda92.0の飼育履歴をUPしました。

いつも当店の商品をお使いいただいている、パスワードをお持ちのお客様は覗いてみてください。

そこから何らかの飼育ヒントが得られるかも知れません。


2020.5.25

本日、「ニュース」の成虫コーナーへ体長測定画像をUPした個体の容姿です。

なかなかに太く良い感じの個体ですが、♂の種親は91.2mmを使用し、♀は53.5mmを使用しています。

現在販売している2015年度 BE-KUWA飼育レコードライン血統のGarda95.0(91.2) 9以降と同腹となる個体です。

今期の春季生体販売はいつもの年とは違い、COVID-19の影響によりタイムサービス便が使用できないことから、気温が高くなってくる頃合いを見て早めに終了する予定です。

追記
春季生体のオークション販売は前回を持って終了しました。


2020.5.18

Grand-Grow 菌糸カップの販売を再開しました。


2020.5.15

Grand-Master 菌糸ビンの販売終了について

本日をもちまして販売を終了致します。(次回の販売は11月頃からとなります)

追記
本日、「ニュース」の成虫コーナーを更新しました。
2019年度飼育のインド産(Garda血統)も順当に90mmUPが羽化しています。


2020.5.14

オークション出品販売のお知らせ

2015年度 BE-KUWA飼育レコードライン血統ペアを1組出品しました。


詳しくは以下より御覧ください。
ひとり言「お知らせ」


2020.5.11

Garda95.0sc(95.0mm)が種親の初齢幼虫です。

初齢の初期と言ったところですが頭部の大きさに資質と素質を感じますので、この血の組合せは今のところは当り判定としています。

血の組合せの最初の良否は初齢を取り出さない限り正直判りませんが、血統的には95.0mm×95.0mmとなりますので悪いはずがありません。

これから採れる幼虫達から良い個体が数多く出現してくれることを期待しているところです。


2020.5.8

菌糸について

昨年の秋のことですがヒラタケ系のGrand-Master 菌床が欠品した為、急きょオオヒラタケ系の菌糸を使用し飼育を行いました。

その後の顛末と言っては何ですが、キノコの発生と言う厄介事について改めて認識させられた形となっています。これはGrand-Master 菌床を使用してばかりいて、その恩恵を忘れがちになっていた為でもあります。

オオヒラタケ系の菌床を使用する際には当たり前のことではあったのですが、Grand-Master を使用している現在では、冬季のキノコの発生に殆ど気を使わなくても良い飼育が行われています。

菌種の途中変更は、一昔前までは特異な飼育方法でもありましたが、昨今では普及も広がり多く目にするようになりました。

グランディスの超大型飼育において、試行錯誤を繰り返しながら現在のリレー飼育方法を確立しましたが、この飼育方法に関してはこれまでの飼育結果が全てを物語っていると思います。

ともあれ、同じ大きさで羽化して来るのならば、手間の掛からない方が楽に決まっています。

過去には、オオヒラタケ系の菌糸を使用した際に管理が行届かず、キノコだらけの中で羽化し不全となった♀の例もあります。そう考えると、羽化ビンは管理が楽な方が良いと改めて感じていたところです。


2020.5.7

本日、DGMインド産を5ペア追加しました。

インドグランディス Garda95.0血統ラインのペアとなります。
飼育に興味がある方は覗いてみてください。


2020.5.1

オークション出品販売のお知らせ

2015年度 BE-KUWA飼育レコードライン血統ペアを1組出品しました。


詳しくは以下より御覧ください。
ひとり言「お知らせ」


2020.4.27

DGGとDGM

DGGの飼育レコードが02年より更新されず現在に至っていますが、以前ビークワ誌に「moriyaiの人気に押され、更新されなくなってしまった」との短評が記されておりました。

まあもっともな意見ではありますが、ではどうして人気が偏ってしまったのか、その点を雑談的に少々記したいと思います。

飼育者数の多い人気種にある程度共通する点は、飼育のしやすさ(飼育が簡単、大きくなる)や格好の良さが上げられると思います。

大きさ的にはDGMがDGGより天然個体でも勝っていますので、至極当然ではありますが大きくなりやすい傾向もDGMが勝ります。

型に関しては個々人で美醜の判断が分かれますので何とも言えませんが、DGGとDGMでは前胸背板の形状が違い、この点の見栄えがDGMの方が良いと言った意見が多く聞かれます。

やはりより大きくなり、見栄えがする方が人気も出やすい訳ですから、この点からもDGMに人気が偏った感は否めません。また、DGMが世界最大のオオクワガタなのですから、これはもう仕方が無い事なのかも知れません。

結果を深読みをすればDGGの方が大きく成り難く、大型個体を誕生させることが難い、と言うことに繋がるのかも知れません。

DGGが日本に入ってきて間もない頃、かなりの人気があり高額な種でもありました。その頃からずっと飼育をされている方はもはや皆無であると感じますが、やはり多くの飼育者が離れていった理由は、大きくする事が難しかったからだと思います。

DGGは近年においても天然個体が入荷していますが、DGMの様には大きくなっていません。大きくならない、成り難い種ほど撤退する飼育者は多くなる傾向にあると感じます。

DGGとDGMでは、平均してDGGの方が大きくなり難いと言った意見は、古くから飼育を行っていた知人達も同じ意見でした。以上の様なことがDGGとDGMの人気の差になっているのではと、そんなことを思っています。


2020.4.23

オークション出品販売のお知らせ

2015年度 BE-KUWA飼育レコードライン血統ペアを1組出品しました。


詳しくは以下より御覧ください。
ひとり言「お知らせ」


2020.4.20

やっと採れだした95.0mm(Garda95.0sc)の幼虫達です。

一本の産卵材(カワラ材)からの結果でしたが、産まない個体は2〜3頭/1本の場合もありますので上々と言えます。

♀には当りハズレがどうしてもあり、色々と試行しても産み渋る個体が稀に出現します。特に天然個体に多く見られる事象で、個体の状態も大きく左右するものと考えられます。

♀の生涯産卵数はその個体によりまちまちで、少ない個体で10頭ほど、多く産む個体で60頭ほどの幼虫が得られます。

何はともあれGarda95.0scの子が無事に採れましたので、ホッとしていると同時に今期の飼育に傾注して行きたいと思っています。


2020.4.17

本日、DGMインド産を2ペア追加しました。

インドグランディス Garda95.0血統ラインのペアとなります。
飼育に興味がある方は覗いてみてください。


2020.4.13

菌糸ビン2300cc Grand-Master Grand-Grow について

空容器が今週末に入荷する予定となりました。
入荷次第、販売を再開します。


2020.4.9

オークション出品販売のお知らせ

2015年度 BE-KUWA飼育レコードライン血統ペアを1組出品しました。


詳しくは以下より御覧ください。
ひとり言「お知らせ」


2020.4.6

お知らせ他

過去の「ひとり言」等のコーナーについて

本日、閲覧用パスワードの変更を行いました。それに伴い、いつもご利用をいただいているお客様へは変更後のパスワードをお送りしました。

過去に遡り、商品のご購入回数、及び一定期間内の購入履歴が無いお客様は、パスワードの発行は対象外となりますのでご承知置き願います。

さて、4月3日に「ニュース」の幼虫コーナーを更新しましたが、今期も大台(60g以上)に乗る幼虫が出現しました。

幼虫体重が羽化結果に必ずしも反映されるものではありませんが、軽いよりは重いに越したことはありませんので、今後の飼育を楽しみにしてるところです。

大台幼虫の出現は飼育の3要素を突き詰めて来た証であると思っています。飼育の3要素とは『良い血 + 良い餌 + 良い管理』で、それらを簡単に言うと以下の様になるかと思います。

良い血とは、その血が最大となるよう配合を試案・試行しつつ形成する血統。
良い餌とは、その血統が最大となるよう試行しながら選定する最良の餌。
良い管理とは、その血統が最大となるよう摸索した最適な飼育環境等。

当店のインドグランディスGarda血統に限れば、1本目のGrand-Grow(菌糸カップ)による飼育が功を奏してきたと感じると共に、3要素が上手く融合し結果が具現化してきたと考えています。


2020.4.2

オークション出品販売のお知らせ

2015年度 BE-KUWA飼育レコードライン血統ペアを1組出品しました。


詳しくは以下より御覧ください。
ひとり言「お知らせ」


2020.3.30

超大型個体飼育の要点、『ビン交換のタイミングとリスク回避』

超大型個体(93mm以上)を目指す飼育において、表記の件は特に着目しなければならないファクターであると思えます。

以前にも記しましたが、グランディスには国産オオクワガタのような飼育マニュアルはありません。マニュアルが無い以上、どのタイミングで菌糸ビンを交換するのかは、飼育者各自の判断に委ねられます。

菌糸の部分が少なくなり糞だらけになると、成熟した幼虫は自身が置かれている環境を本能的に察知し、蛹化スイッチが入りやすくなる傾向が見られます。また、このようなビンの幼虫を交換すると、往々にして蛹化スイッチが入りやすくなる確率が高まります。

このことは長く飼育を行っている飼育者であれば経験があると思います。

要は菌糸の残量が少なくならない内に、ある程度の計画性を持って菌糸ビンを交換することが必要となります。

また、BE-KUWA57号に寄稿した記事や、昨年のBE-KUWA72号に寄稿した記事の中に記した、菌糸ビンをある程度適正数ストックできなければ、超大型個体の飼育は難しいと考えています。

それは幼虫の後期飼育において、菌糸ビンの交換のタイミングや蛹化前の前兆がなかなか上手く掴めないことも一因となります。蛹化する予兆(暴れ)が見られた際に、即座に交換する菌糸ビンが手元に無いといった愚行は避けなければなりません。

餌を喰いあがった状態の放置は、その時点で全てが終わるほど超大型個体の飼育はシビアなものです。

世界最大のオオクワガタの超大型個体を狙うのであれば、血統は言うに及ばすですが、飼育におけるリスクの回避も重要な要点と言えます。


2020.3.23

本日、「ニュース」の成虫コーナーへGarda血統個体の体長測定画像をUPしました。

2020.2.26に紹介していた個体の本測定結果となりますが、体長をキープし92mm台となったことは上々であると思っています。

画像はその個体の容姿でしたが、グランディスらしい趣のある良い個体です。ちなみに♂の種親は91.5mmを使用しています。

92mm以上の個体を誕生させる飼育においては、当たりの血統が出現した際の「餌」も重要であると感じます。

飼育自体がシビアなものとなりますのでスキルを必要とはしますが、何はともあれ簡単に言うと、幼虫を1gでも大きくさせることが羽化体長に反映されます。

超大型個体の飼育では、あと0.5mm伸ばす為の「餌」の存在が際立ってきます。


2020.3.13

準備が早く整いましたので、本日より販売を開始しました。

販売はインドグランディス Garda95.0血統ラインの即ブリードペアとなりますが、良い血筋の個体であると思いますので、飼育に興味がある方は覗いてみてください。

※♀の追加販売等について
追加可能な♀が小頭数おりますのでご入用な方は連絡願います。
尚、♂♀共に単品販売は行っておりません。

※定休日のご返信は行っておりませんが、ご注文があったペアは『売約済み』と致します。


2020.3.2

羽化第一号となる辺境のグランディス(WDF3)です。

本個体の体長は78mmほどですが飼育個体全体を通しても、おそらく大きい方になるかと思います。以前にも記しましたが採集個体そのものが希少ですから、その産地の個体を大きくすることはやはり難しく感じます。

また、隔離された地域の個体は大きくすることが難しく感じられます。

アルナーチャル産グランディスを飼育してみて感じることは、まず精悍な個体が多いことがあげられます。精悍な個体が多いことについては、累代がまだ浅いことも関係していると思いますが、野性味あふれるそのフォルムには美しさを感じます。

次に感じられることは♂の気の荒さです。同じDGMのインド産(ラムカ)やミャンマー産(チンヒル)と比較すると相当であると思います。その為、ペアリング時は特に注意が必要となって来ます。

精悍で気が荒くそして大きくさせることが難しい、アルナーチャル産グランディスが辺境の地に生息しているというその証は、他のDGM産地個体を長年数多く飼育してきたからこそ気づかされます。


2020.2.28

画像を2枚掲載します。

上の画像は、昨日菌糸ビンより取り出した2頭です。左の個体が2018年度産の88mm、右の個体が2019年度産の86.5mmとなります。画像からでは判りにくいと思いますが、体形及び大顎の形状に違いが見られます。

下の画像は、上の画像の88mmで本個体は種親としての使用を予定しています。体形等より次世代に期待し、大型化するようであればその血を確保する為の飼育です。

飼育ラインの一端として新たなラインが形成できればと、またその中から当りがでればと思い毎年小頭数ではありますが行っています。

血の掛け合わせに関しては、常に新たな試みを摸索しています。


2020.2.26

2019年度飼育のGarda血統より一頭目となる90mmUP個体です。

飼育方法はGrand-Grow(菌糸カップ)からGrand-Master へ移行させるリレー飼育によるものです。

羽化後1ヶ月が経過しましたので菌糸ビンより取り出し仮測定を行いました。しっかりと固まって92mm前後になると思われますので、結果としては上々であると感じています。ちなみにこの日は2頭の取り出しを行い、もう一頭は88mm台となっています。

グランディスの飼育に関しては国産オオクワガタのような飼育マニュアルはありません。国産オオクワガタはマニュアルに従い飼育を行なえば、経験が浅い方でも大型個体を誕生させることが可能となりました。

かたやグランディスはどうかと言うと、特に超大型個体の飼育については、規則性が殆ど掴めないのが実情です。90mm台を誕生させることすら難しく感じている飼育者が多いことは、国産オオクワガタの飼育方法が既に染みつき、それを基準に飼育を行っている為ではないかとも感じます。

超大型個体を飼育する際に必須なことは、ここぞという時の決断力や判断力であると思います。一朝一夕には身に付かない事かもしれませんが、飼育データ等の情報を収集し、想像力を働かせ、自分なりに解析することで、一つの仮説を導きだすことも可能であると感じます。

もう一つ言えることは、常に菌糸ビンをストックしていることです。「備えあれば憂いなし」、まったく言葉通りであると思います。超大型個体を誕生させるという事は、難攻不落の山城を落とした時の軍師の心境とも言えば良いのか、何とも例えようがないそんな感覚です。


2020.2.20

アルナーチャル中央部(アルナーチャル・プラデーシュ州)産WDF3の蛹です。

現在、数頭が蛹化し既に羽化した♀の個体も現れています。大きさについては全体的に平均的で、Garda血統と比較すると小さく見えてしまうことは仕方の無いところです。

天然個体からの累代ではその血の限界(最大値)がどうしてもあり、頭打ちとなる傾向が如実に表れます。

だからこそ他の血と組み合わせて大型化させるのですが、この点に関しては国産オオクワガタの飼育レコードの推移が良い例であり顕著であると感じられます。

とは言え、血の組合せほど難しいものはありません。超大型同士の血を掛け合わせても、結果に結びつかないことが間々あります。

兎にも角にも、アルナーチャル中央部(アルナーチャル・プラデーシュ州)産のグランディスは稀な存在であるため、同産地のほかの血を入れ大型化させることは至難であると思われます。

その様なことからも、まずは血を継承させることを第一とし、秘境のグランディスを飼育して行きたいと考えています。


2020.2.12

飼育についての所見(過去の「ひとり言」よりデータ抜粋)

以下は1本目〜2本目への交換時に測定した3頭の幼虫体重です。
(交換までの期間はおよそ2ヶ月半〜3ヶ月です)

@24.6g
A29.2g
B26.3g

その後、2本目〜3本目への交換時に測定した幼虫体重は以下の通りです。
(交換までの期間はおよそ3ヶ月です)

@24.6g ⇒ 56.0g
A29.2g ⇒ 54.1g
B26.3g ⇒ 51.8g

飼育方法はGrand-Grow(菌糸カップ)からGrand-Master へ移行させるリレー飼育によるもので、50g以上を計測した幼虫であっても1本目〜2本目は30g以上になっていません。

再三記していますが1本目で何を喰わすか、調合した成分(添加剤)の摂取によりその後の成長に必要な躰の基礎が作られると考えています。

また、卵が孵化し産卵材を喰った時点から一般的には幼虫飼育となりますので、産卵材内の成分も重要であると認知しています。

上記のことを認識しなければ難しいと思えるほど、超大型のグランディスを誕生させる飼育は奥が深いものであると感じています。


2020.2.3

本日、「ニュース」の幼虫コーナーを更新しました。

2019年度産の幼虫もそれなりに育って来てはいますが、60gを超える個体は今のところ出現する気配が感じられません。

今年は全国的に暖冬傾向とのことで、これは北海道南部も例外ではなく、現在の函館は殆ど雪がありません。

この調子で暖冬が続く様であれば、生体の販売時期をいつもの年より早めようかと考えています。最低温度と寒気の状況を見ながら判断したいと思っています。


2020.1.27

本日、「ニュース」の成虫コーナーへ画像をUPしたGarda血統の容姿です。

意表をついて現れたさまは正に「瓢箪から駒」のようで、殆ど期待していなかったため羽化後およそ3ヶ月放置していた個体です。(羽化は確認できましたが蛹室の形成位置から中の様子が殆どを見えずおおよその大きさが掴めませんでした)

昨年の10月下旬羽化ですから取り出し後直ぐに本測定を行ったところ、想定外の体長がありましたので驚きました。今回の結果を得てグランディスは羽化し測定してみない事には本当に判らないと再認識しているところです。

尚、本個体の羽化履歴は興味深いものとなりましたので「過去のひとり言等」のコーナーへ掲載しました。パスワードをお持ちの方への一助になればと思っています。


2020.1.23

本日、「ニュース」の成虫コーナーへ画像をUPしたインド産グランディスGarda血統の容姿です。

2020.1.6に紹介していた個体の本測定結果となりますが、サイズ的にも十分な羽化結果であると思います。

これで2018年度の90mmUP飼育個体は2桁の大台に乗りました。2018年度の飼育結果に関しては、2014年度のインド産のそれと比較しても、上位個体については引けは取らないと感じています。

2018年度の良好な結果については、飼育全般における要因の一つとして、餌の改良と工夫が功を奏したのではないかと考えています。(この辺のところは昨年執筆したBE-KUWA(ビークワ)72号の記事内に記していましたので興味がある方はご一読ください)

飼育に関する常識に捕らわれず餌を再構成すると言うことは、極端に言えばこれまでの実績を一度破棄し改めて一から練り直す訳ですから、実際にはとても勇気が必要なことだったのですが、一定の成果が得られましたので、更に実証を積み重ねていければと思っています。

尚、当店の商品(菌床ブロック、菌糸ビン)へのフィードバックは既に行っていますので、特に当店の血統を飼育される際には、効果が期待できるのではないかと考えています。


2020.1.20

本日、「ニュース」の幼虫コーナーを更新しました。

2020年の初掲載個体となりますが、まあそれなりにと言ったところです。
ちなみに、1本目から2本目への交換時の幼虫体重は20.0gとなっています。

いつも思うことですが、2本目のGrand-Master 菌糸ビンでどれだけ成長するかでその個体の素質を把握できる感じで、2本目から3本目へのビン交換時にそれが実感できます。

とは言え、この時点で60gを超えていたとしても90mmに届かないこともありますので、実際のところ羽化してみないことにはグランディスは判りません。

まずは今後の成長に期待したいと思います。


2020.1.17

本日、「飼育結果と情報」2018年度をUPしました。

グランディスオオクワガタの飼育結果と情報

2020.1.6に紹介した個体など未計測のものや、未だに幼虫のままといった個体も居りますのであくまでも暫定版扱いとなります。

新たな個体が出現した場合は随時更新の予定です。


2020.1.14

本日、「ニュース」の成虫コーナーへ画像をUPした個体の容姿です。

Garda93.2血統の本個体は羽化までに1年以上を要しました。このような個体は当店の飼育環境下では珍しいものとなりますのでその履歴を紹介します。

◎飼育履歴
初齢割り出し 2018年8月9日
1本目 2018年8月9日 Grand-Grow 菌糸カップ
2本目 2018年10月14日 Grand-Master ガラス2000cc 18.9g
3本目 2019年1月7日 Grand-Master PET2300cc 47.0g
4本目 2019年4月5日 Grand-Master PET2300cc 53.0g
5本目 2019年6月12日 Grand-Master ガラス2000cc 47.0g
羽化日 2019年10月上旬

幼虫の飼育期間が長ければ長いほど、蛹化時、羽化時の不全傾向は強まります。

その一方で大型化しやすい傾向にあることもまた事実で、今回のように5本の飼育ビンを使用する個体においては、最終ビンの交換時に幼虫体重が50gを切っていてもそれなりの大きさで羽化することが間々あります。

本個体に関しては2019.4.7に紹介している画像の幼虫が羽化した結果となりますが、この時点(8ヶ月目)で暴れが見えたことから蛹化が近いと判断しビン交換を行っています。

ところが、その後もダラダラと幼虫期間を過ごし、成熟しきったところで再び暴れ2ヶ月ほどで5本目へ交換、8月下旬頃に蛹化し10月上旬に羽化しています。

一般的な個体とは違い晩期羽化タイプに関してはまったく予測が立たない、そんな事例として飼育履歴を掲載しました。

余談となりますが、本個体においては2本目へ交換する際の幼虫体重が20gを切っています。菌糸ビンの飼育時とは違い、菌糸カップにおける飼育の際はこの時点での幼虫体重はそれほど重視していません。

1本目で喰わす成分(添加剤)が、その後の成長に必要な躰の基礎となることを念頭に置いているからに他なりませんが、このことは構造物(ピラミッドなど)に例えると判りやすく、土台や基礎がしっかりしていなければ、上積はなかなか出来ないと考えています。


2020.1.9

本日、体長測定の動画を公開したインド産Garda93.3の容姿です。

動画を見ていただければ判ると思いますが、本個体は測定の仕方次第では93.5mmほどを計測しています。

動画においてプラスチック製ノギスを使っている理由は、不慮の顎欠けを防ぐ為です。体長測定は数度に渡り行うため、金属製のノギスでは顎欠けのリスクが高まるからに他なりません。(実際に過去に顎を欠けさせてしまったことがあります)

本個体は2019年7月に「ニュース」のコーナーへ掲載しているそれなのですが、2020年度の種親としても期待していましたので、果たしてどのような子孫が誕生するのか楽しみなところです。

ただ純粋に大きさのみを追求できる、グランディス(Moriyai)は世界最大のオオクワガタですから、そんなところも飼育の醍醐味の一つであると感じています。

追記
先日公開した下記の個体の本測定も楽しみにしているところです。


2020.1.6

2020年の取り出し第一号となるGarda血統の新成虫です。

新年早々なかなかのサイズの個体が出現しました。昨年の暮れに想定していたとおりのサイズですが、本個体は羽化後1ヶ月以上が経過しています。

飼育方法はGrand-Grow 菌糸カップからGrand-Master 菌糸ビンへと移行する、当店の定番である菌種変更リレー飼育により誕生しています。


2020.1.1
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。



2019年版はこちら



○過去の「ひとり言」等について:2018年以前の「ひとり言」は当店の商品をいつも
  お使いいただいているお客様へ特典サービスとし閲覧できる形に変更しました。
(閲覧する為にはパスワードが必要となります)