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グランディスオオクワガタ 95mm 作出菌糸 | |||
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Grand-Bank (バンク) |
Grand-Gt (ブルー) |
Grand-Gt (レッド) |
Grand-Master (マスター) |
実績のある KBファーム社製 |
当店が道南のキノコ工場へ製造委託している製品です 原料は北海道産ブナ100%、安心してお使いいただけます |
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飼育情報、商品宣伝等など、不定期更新の「ひとり言」。 お暇な時にでもどうぞ。 |
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2023.11.29
菌糸ビンより取り出したインドグランディス(Garda血統)の新成虫です。
残り少ない2022年度の飼育個体ではありますが、今年から90mm台の個体は「ニュース」への掲載を行っておりませんのでこちらへ掲載します。
ちなみに、2022年度飼育の未掲載90mm台はまだ数頭居ます。
飼育方法はいつもの通りGrand-Grow 菌糸カップからGrand-Master 菌糸ビンへと移行する菌種変更リレー飼育により誕生しています。
超大型個体を無事に羽化させることは運次第なところもありますが、来年こそは Celebration Day が到来することを願っている今日この頃です。
2023.11.20
ミャンマー産 Yeak血統の幼虫です。
今期のYeak血統は95.1mmと94.5mmを種親としていますがこの体重は今期初、なかなかどうしてYeak血統もインド産のGarda血統幼虫に負けず劣らす大きく育っています。
YeakとGarda、共に競い合って大きな個体が誕生して欲しいものです。
さて、相変わらず私事が忙しく今週の24日(金曜日)も臨時休業となります。
Dazed and Confused
時折そんな感じになりますが、まだまだやることが多く落ち着きません。
2023.11.17
菌糸ビンの交換を行ったGarda血統の幼虫2頭です。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
両方とも初齢割り出しより5ヶ月半余りでの交換でしたが、現在市販しているものと同じGrand-Master 2300cc菌糸ビンから出現しています。
この幼虫達も良い具合に成長していますのでこれからが楽しみです。
さて、Grand-Master 菌床ブロックについて、2023.9.7にお知らせしていたとおりオガの粒子が変更となります。
これまで製造していた標準タイプと中粒タイプを廃止し、標準と中粒をミックスしたタイプ(現在販売しているGrand-Gt菌床ブロックと同じタイプ)へ変更します。
次回ロットの出来次第となりますが、在庫がある内は今までどおり標準タイプと中粒タイプの販売を続けます。
今期の飼育は私事がもろもろとあり落ち着きません。
作業は真夜中に行うことが多く Night Flight と言った感じで、落ち着くまでには少し時間が掛かりそうです。
追記
本日をもちまして終了しました。
2023.11.13 ![]()
Grand-Gt菌床ブロックの販売を開始しました。
当分の間、数量制限を設けていますのでご了承ください。
※在庫が無くなった場合は販売を一時休止します。
2023.11.1
本日より、Grand-Master 菌糸ビンの期間限定販売を開始しました。
販売期間は来年の5月下旬頃までを予定しています。
2023.10.23 ![]()
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Grand-Gt菌床ブロックとGrand-Master 菌糸ビンの再販時期について
Grand-Gt菌床ブロックの再販につきましては11月上旬頃の予定です。
培養温度次第で完成までの期間が変化しますが、はっきりとした日付が判りましたらホームページ上へ告知します。
Grand-Master 菌糸ビンの再販については11月1日から行います。
製造本数にどうしても限りがあるため在庫切れになる頻度が高い菌糸ビンですが、ご入用の方は「製品在庫」のページをこまめにチェックしてみてください。
余談として、ビークワ最新号(89号)のレコード個体等についての感想を少し。
まずは国産オオクワガタもグランディス並みに大きくなってきたと感じました。
現在の状況下では、国産オオクワガタ、アンタエウス、グランディスの3種が100mm超えを狙える種類であると思います。数年後あるいは十年後くらいまでに、3種の内どの種が真っ先に壁を超えるのか興味深いところですが、飼育者の一人として願望を再認識できた良い機会となりました。
2023.10.12
本日より販売を開始しました。
興味がある方は覗いてみてください。
2023.10.2
飼育用品「カワラ材」の販売を再開しました。
手持ち在庫が少し貯まりましたので販売を再開します。
尚、完売次第販売を休止します。
現在、多くは作れない状況です。
2023.9.27
本日、新たに誕生した飼育レコードを超える個体をホームページ内にUPしました。
2023.8.1に紹介していた個体ですが、測定の数値が0.5mm程の更新でしたので登録は見送りホームページ内で紹介することにしました。
本血統の飼育個体は数が少ないことから、♀の殆どは来期の繁殖に廻し更なる超大型個体の誕生を目指します。
How Many More Times
途轍もない目標へ向けてチャレンジは続きます。
尚、同腹の♂が若干数居ますので、今期の秋季個体販売で♂同腹、♀異腹ペアを数ペア販売できればと考えています。
2023.9.21 ![]()
Grand-Gt菌床ブロックの販売再開時期について
今年は未だに残暑が続くため仕込みの時期がいつ頃になるのか、まったく見当がつかない状況です。
次回の入荷は11月以降になると思われますが、新たな情報が入り次第お伝えします。
2023.9.7
先日、ビン交換を行ったGarda血統の幼虫です。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
初齢割り出しより6ヶ月余りとなりますが、2300ccのGrand-Master 菌糸ビンを丁度良い具合に喰い上げました。
ほど良い具合に成長していましたのでこれからが楽しみです。
さて、少し先の話となりますがGrand-Master 菌床ブロックのオガの粒子が変更となります。
これまで製造していた標準タイプと中粒タイプを廃止し、標準と中粒をミックスしたタイプ(現在販売しているGrand-Gt菌床ブロックと同じタイプ)へ一本化する形となります。
そのこともあり、Grand-Master で飼育している幼虫は結構前から標準と中粒をミックスした菌床で飼育しています。また、過日【速報】と言う形でお知らせした95mmオーバー個体の飼育もこのミックスオガの菌床から誕生しています。
今期の幼虫からも60g以上の個体が多く出現していますので、オガの粒子変更は良い結果をもたらしていると感じています。
You Shook Me
今期は特にそうですが、そんな個体が出現しないかと期待しています。
2023.9.1 ![]()
Grand-Gt菌床ブロックの販売休止について
菌床ブロックのご注文が想定以上に入ったことから、確保していた在庫が底をつきましたので販売休止中です。
次回の入荷は10月下旬頃を予定していますが、今年は暑いため仕込む時期が定まりません。
その為、現時点では不確定となっています。
2023.8.29
菌糸ビンの交換を行ったインド産グランディスGarda血統の幼虫です。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
本個体は初齢割り出しより6ヶ月が経過しています。
いつものように、2本目のGrand-Master 菌糸ビンから、3本目のGrand-Master 菌糸ビンへ幼虫を移行させた際に撮影したものです。
※1本目の飼育菌糸はGrand-Grow 菌糸カップです。
交換後の菌糸ビンへ早くなじみ、順調に育ってくれればと思います。
Over the Hills and Far Away
丘(飼育レコード)を越えてもうすぐ10年、次が見えてくる、そんな勘が働いています。
2023.8.23
インド産グランディスGarda血統の幼虫です。
※画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
初齢割り出しから6ヶ月のもので、1本目の飼育菌糸はGrand-Grow 菌糸カップ、2本目はGrand-Master 菌糸ビン2000ccとなっています。
画像は、3本目のGrand-Master 菌糸ビン2000ccへ幼虫を移行させた際に撮影したものです。
後少しで大台に乗った本個体は糞を1つ輩出してから撮影していますので、実質60gオーバーと考えても良いと思います。
I Can't Quit You Baby
これからもおそらくそうでしょう。
大きな目標もありますのでそれを目指します。
2023.8.16
本日より平常営業となります。
営業時間:10:00 〜 17:00 (営業時間外のご返信は行っておりません)
※定休日のご返信、及び出荷は行っておりません。
2023.8.10
夏季休業(盆休み)について
8月11日〜15日まで、夏季の休業となります。
休業期間中は、ご返信、及び出荷は行いませんのでご了承願います。
2023.8.7
菌糸ビンの交換を行ったインド産グランディスGarda血統の幼虫です。
※画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
2本目のGrand-Master 菌糸ビン2800ccから、3本目のGrand-Master 菌糸ビン2800ccへ幼虫を移行させた際に撮影した本個体の体重は、初齢割り出しから5ヶ月半のものです。
グランディスの飼育において幼虫体重は一つの指標でしかありませんが、初齢割り出しより6ヶ月掛からずに60gを超えて来た点は良い傾向を示しています。尚、1本目の飼育菌糸はGrand-Grow 菌糸カップを使用しています。
100mm超えの到達点へ I'm Gonna Crawl
飼育を続ける目標としては困難この上なしですが、できる限りその値に近づくこと、そこには浪漫があり夢があります。
2023.8.1
【速報】 95mmオーバー(暫定)個体誕生
インド産Garda血統から現飼育レコードを超えるであろうと思われる個体が羽化しました。(躰が固まるまでにはまだ時間が掛かりそうです)
仮に超えていた場合、現在懸念していることはこの異常な気温(高温)です。北海道の函館から東京までの配送は2日を要しますので、高温により次期種親となる個体が落ちてしまったら、そんなことを想像すると発送が躊躇われます。
かと言って1年待つことは出来ればしたくはありませんので、本測定の数値が0.5mm程の更新であれば、登録は見送りホームページ内で紹介したいと思っています。
いずれにしても測定次第ですが、結果を楽しみにしています。
2023.7.20
2次発菌時に入れる添加剤について
菌床ブロックへ付属していてる補助添加剤の調合と分量は、幼虫の成長と蛹化、羽化時の不全率を加味したものとなっています。
また、補助添加剤の分量は菌床ブロック一個あたりの販売価格にも反映されますのでこの点も考慮し選定しています。
2次発菌時に入れる添加剤の分量に関して言えば、2本目以降に多くした場合はそれほど良い結果が得られていません。
また、添加剤の種類については、これまで蓄積した飼育データ等から、今使用している補助添加剤のレシピが現時点においては最良であると判断しています。
1本目もそうですが2本目以降の菌糸ビンについても言える事は、添加剤の種類と分量の選定は難しいということで、このことに関しては正解は無いと感じています。
飼育に対する探求心はスキルの向上にも繋がります。そして、その積み重ねが結果として現れるものだと思っています。
Rock and Roll
飼育は毎年こんな感じですが、超大型個体を無事に羽化させることは一筋縄では行きません。
とは言うもののまずはその前に、幼虫が大きく育たなければ事は前に進みません。
2023.7.12
『天然蝦夷ミヤマ』 北海道南部産3タイプの販売について
何とか1組採集できましたので、本日より販売を開始しました。
この時期に採集できる個体はスレが殆どありませんので、鑑賞用や標本用としても良い個体であると思います。
興味のある方は御覧ください。
2023.7.6
今期の観察・採集と『天然蝦夷ミヤマ』 北海道南部産3タイプの販売について
採集出来た場合に限りますが、今期は3タイプの販売をミヤマクワガタ・3型(タイプ)の画像集〔北海道産〕 内で行いたいと思います。
長年採集を行って来た当店お奨めの天然蝦夷ミヤマ3タイプ(エゾ型、基本型、フジ型)、生きている3タイプを直に見たい方へ特にお勧めします。また、標本用、コレクション用としてもお勧めです。
備考:フジ型個体について
大あごの第1内歯が最も発達し、その両端を合わせると大アゴの先端部が完全に離れる個体のこと。当店の採集フィールドでは、その年にもよるが本物のフジ型個体の採集数は1シーズンに10頭にも満たないことが多い。
ご参考
ミヤマクワガタの不思議V
さて、今期は『天然蝦夷ミヤマ』の観察・採集だけではなく、道南のホソコバネカミキリの仲間(通称「ネキ」)の生息確認にも注力します。
過去にヒゲジロホソコバネカミキリ(オダイ)を採集した経験から、目ぼしい立ち枯れを中心に探します。相手は幻の存在ですから奇跡を願うばかりです。
幻と言えばアカマダラハナムグリも該当する種類です。もう一度出会いたいと、これは毎年の様に思っているのですが出会えません。
生息数が極端に少ない種類、その地域で生息が確認されていない種類、それらとの出会には運命的なものを感じます。
2023.6.27
過去のこの画像、これを見て懐かしいと思われる方、見覚えがある方は相当古くからグランディスを飼育されていたか興味を持たれていた方であると思います。
当時行っていた「趣味のグランディス飼育」の表紙で、このホームページが当店の前身にあたります。ハンドルネームの”おやG”は今でも時折使っていましたが、懐かしさと共に時の流れを感じます。
表紙は2003年時のものですが、この当時から飼育管理表を始め各年の飼育に対するアプローチと結果、そしてそのまとめ、更には「大型素質の有無を試す」「産卵用天然材の好き嫌い」「メスの成熟について」「菌床への産卵を試す」「グランディスの不思議」等、各項目に焦点を合わせ目的意識を持ち飼育を行っていました。
当時から、新規性や独創性、独自性を重要視し、様々な項目にトライしつつ追求し、データを取りその結果から方向性を導く、そんなことの繰り返しでしたが今もそれほど変わってはいません。
様々な課題にトライすると当然失敗もあります。ですが紆余曲折を経た創意工夫こそが最良の結果をもたらします。
過去から現在までに得られた知識の全ては、菌床・菌糸ビン、添加剤等の商品に反映されています。また、探求は昔ほどではないものの今も継続し改良、改善に努めています。
Since I've Been Loving You ここまで来ました。
2023.6.21
先日「ニュース」のコーナーへ紹介しました新成虫、Garda94.0(94.0mm)の幼虫時の最大体重です。
※画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
グランディスは幼虫体重から成虫の羽化体長を目算することがほぼ出来ませんので今回の結果はたまたま上手く嵌ったといったところです。
過去には65g程の幼虫が90mmを切り88mmで羽化したこともあります。ここまで極端な結果を飼育者に否応なく突き付けて来るのがグランディスです。
超大型個体ともなれば無事に羽化すること自体難しいのも事実で、中には途中で落ちてしまう(早死にしてしまう)個体も現れます。
だからこそ全ての個体に All My Love 、一頭一頭に目が届く管理が大切です。
追伸
そろそろ毎年の恒例となる「観察と採集」のシーズンとなります。シーズン中はご返信等が遅くなる場合がございますので、商品をご注文の際はある程度余裕を持ってお願い致します。
2023.6.14
本日、「ニュース」のコーナーへ体長測定画像をUPした個体の容姿です。
2023.5.30に仮測定の画像を掲載していた個体でしたが、本測定は予測していたよりも縮まずの結果となりました。
もっとも、仮測定の段階で本測定の数値は示していましたので、予測の範囲内で大きい側に振れた感じです。
種親越えは惜しくも果たせませんでしたが、仮測定の画像で判るとおり大顎がノギスよりはみ出していますので、大きさに関しては想像できるのではと思います。
後は縮み方次第であると思っていました。
Thank You 嬉しい誤算です。
2023.6.8
菌糸ビンの交換を行った際に撮影したインドグランディス Garda血統の幼虫です。
※画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
初齢割り出しより7ヶ月が経過していますが取りあえずは順調に推移しています。
Hots On for Nowhere
超大型個体を完品で羽化させることは一筋縄では行きません。終着点が何処であろうとも、どこまでも熱くさせてくれる相手、それがグランディスです。
相手にとって不足なし、妥協を許さないツワモノです。
2023.5.30
インドグランディス Garda94.1血統の仮測定です。
本個体は羽化後3週間ほどが経過していましたので、本測定でもノギスの数字程になるのではと思っています。
飼育方法はいつものとおりGrand-Grow 菌糸カップからGrand-Master 菌糸ビンへと移行する菌種変更リレー飼育によるものです。
躰が固まりましたら本測定を行い「ニュース」のコーナーへ掲載したいと思います。
93mm以上の個体を毎年羽化させること、それを飼育目標の一つとしています。
90mmUPが期待できる大型個体群の一頭目からクリアできた事は何よりであると感じていましたが、今期の飼育に関しては新たな試行も行っていましたので Sick Again と言ったところです。
また、最近ですが Grand-Grow 菌糸カップ を初齢から使用し飼育するとなぜ幼虫が大きくなりやすいのか、仮説としてですが理論付けできるような事象を経験しました。
この仮説、何のことはないのですが個人的には納得しています。
2023.5.24
餌(飼育ゼリー)について思うこと
累代飼育において♀のコンディションが重要となることは、殆どの飼育者が認識されていると思いますが、そのコンディションを良い状態で維持させるには飼育環境と餌が大きなポイントとなります。
なかでも成虫に与える餌(飼育ゼリー)については、定期的に与え続ける訳ですから特に重要で、餌が良くなければ産卵する♀のコンディションは維持できないと思っています。
また、種親となる♂の場合もこれは同様で、成熟までに与える餌がとても重要になると考えています。
当店の場合は羽化してから1年間じっくりと寝かし成熟した個体を使用していますが、個体が大型であればあるほど成熟までの期間は長くなります。そのため殆どの種親は一冬寝かせます。
餌の良し悪しについては簡単に言えば成虫の喰いの良し悪しで判断できます。不味い餌はクワガタだけではなく殆どの生き物(哺乳類の犬や猫など)も喰いが進みませんしこれは人間も同じです。
毎日食べる食事により生物はエネルギーを摂取し健康を維持しますがクワガタも例外ではありません。特に必須栄養素は重要であると考え、栄養失調は絶対によくはありません。
また、良い餌(飼育ゼリー)を摂取させることでコンディションが維持され、コンディションが良い親から生まれた子は良い遺伝子を継承させ、そのことにより大型化できる因子の継承にも繋がるのではと考えています。
美味しい Custard Pie が至福の一品で有る様に、人にとってもクワガタにとっても食事は美味しいに越したことはありません。
余談ですが、餌の良し悪しは各個体の寿命にも影響を与えると思うところがあります。
2023.5.19
今期の販売は終了しました。
2023.5.18
Grand-Master 菌糸ビンの販売終了について
本日「製品在庫」にUPしました在庫が無くなり次第、今期の販売を終了します。
(次回の販売は秋季の予定です)
また、販売休止中の「カワラ材」S材2本入りは本日より販売を再開しました。
一般タイプも20本限定で再販します。
2023.5.10
急遽、菌糸ビンから取り出したインド産グランディスGarda血統の前蛹です。
※画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
3本目のGrand-Master 菌糸ビンで蛹室を作りましたが、思いのほか劣化が進んだことから取り出しました。
前蛹を取り出すこと自体殆ど行いませんので何とも言えませんが、無事に蛹化し羽化した際は90mmUPが期待される体重であると思います。
この前蛹を移し替えた蛹室が Houses of the Holy にならんことを願っています。
2023.5.1
今月の中旬頃に終了の予定です。
2023.4.25
今、血統について考えていること
血の交配に関しては血統論が一般的であると思います。血統論は文章や図式を使えば解説は可能ですがそんなに簡単なものではありません。論的には正しくとも実践するとその結果には差異がどうしても生じます。
血統論の最たるものは競走馬の世界にあると感じますが、競争馬に関しては最高の種親(牡馬、牝馬)を使用しても、生まれてくる産駒が全て優秀かと言えば、決してそんなことはありません。
何億もするようなシンジケートが組まれ大きな期待が持たれても成績が振るわない産駒となることもあります。(このような競走馬は血統が良いので、その殆どは種親として育てられます)
基本的に早い血(馬)同士を掛け合わせることが競走馬の世界では常道となりますが、粋を集めた競走馬の世界でさえ、時としてままならないことが起こります。
血の掛け合わせは難しいと、サラブレッドを見ていると実感します。
昆虫であるクワガタと哺乳類であるサラブレットを比較すること自体無理がある様にも感じられますが、こと血統と言う考え方については似ているように思います。(ただし、サラブレットの方が遥かに上を行っています)
Ten Years Gone
グランディスに血統名を冠してからそれなりの年月が経過し、実績も作り上げて来ましたが、サラブレットと比較するとまだまだ研鑽は足らず精進しなければと、そんなことを考えています。
2023.4.18
菌糸ビンの交換を行ったインド産グランディスGarda血統の幼虫です。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
2本目のGrand-Master 菌糸ビンから、3本目のGrand-Master 菌糸ビンへ幼虫を移行させた際に撮影したもので、1本目の飼育菌糸はいつものようにGrand-Grow 菌糸カップを使用しています。
暴れが見えましたので交換しましたが、良い感じに育っていました。後は順調に蛹化し無事に羽化して欲しいところです。
ここから先は幼虫の素質次第、観察しながら Tea for One と言ったところです。
2023.4.12
飼育についての昔話等々
随分と昔の話になりますが、天然個体の最大値を飼育個体が抜けぬ理由を考えていたことがあります。当時は、大型となる素質がある幼虫がたまたま育った環境(朽木)にヒントがあると思い描いていました。
太いブナの立ち枯れを山から採取し材飼育を行ったりもしましたが、素質が無かったのか、あるいは材が悪かったのか、それなりの血統にもかかわらず同時に行った菌糸ビン飼育より小型で羽化しました。
生息地の植生に関しては、ブナの仲間は世界中に分布していますので、幼虫が育つ発生木としては最も一般的であると考えられましたが、上記のような太いブナでも結果は芳しく無かったことからそれ相応の理由があると感じられました。
材飼育を行った幼虫に素質が無かったと言えばそれまでですが、植生の面から見るとブナは育つ土壌や環境により質が変わります。この話はブナに限ったことではなく、キノコ業界では結構知られたことです。
例えばブナで言えば、北海道の材と本州の材とでは「硬さ」が違います。北海道産は硬い、これには寒さが影響していますが、ブナに限らず殆どの樹木が厳冬期のあるこちらでは硬く芯が有り、本州より南に行けば行くほど柔らかくなっていきます。
このことは菌床にしたときのオガの日持ちにも関係してきます。
また、育った土地により材の色が微妙に変化します。製材所のベテラン作業職の方は色を見ただけで大体どの地域から搬出されたブナか判ると言います。その地域の土地(土質や岩質)の違いが色に出るのです。
材に含まれる土壌由来のミネラル成分の違いなのですが、北海道南部産でさえこのような状況ですのでグランディスが生息する産地の土壌は計り知れません。
材自体がまったく別物と化すようにも思われますが、たぶん日本の天然木には何かが足りないように当時は感じ、少しでも補う成分を知る為、様々な素材を微粉砕し試行錯誤を繰り返しました。
その結果が現在の飼育における餌(添加剤等)となっています。
現実面としては必須ミネラルも重要な部分になると捉えていますが、長いこと行って来た試行飼育の甲斐もあって、現在では90mm個体の飼育が可能な菌床として、羽化個体の実績からも完成度は高いと感じています。
For Your Life
趣味としての飼育には大きな個体を誕生させる夢がありますが、少しでもそんな夢に貢献できればと思っています。
2023.3.31
本日より販売を開始しました。
販売個体は、インド産のGarda93.0sc血統とGarda95.0(92.0)血統、全て即ブリードペアとなります。
よろしければ御覧ください。
2023.3.22
菌糸ビンの交換を行ったインドグランディス Garda血統の幼虫です。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
The Ocean 、大洋のように大きく育って欲しい。
そして無事に羽化して欲しい。
飼育者ならば誰もが思うことです。
追記
送料(ヤマト運輸)が4月3日発送分より約10%値上げとなります。
ヤマト運輸より新料金が提示されましたので、「送料について」に4月3日発送分からの改定料金をリンク掲載します。尚、4月3日以降発送分のご注文につきましては新料金が適用されますのでご了承下さい。
2023.3.13
93mmUP個体の飼育と添加剤について
当店ではこれまで、グランディス(インド・ミャンマー産)の93mmUP個体を複数誕生させています。ですが、93mmUP個体の飼育はそんなに簡単なものではありません。
当店の飼育はホームページ内で紹介しているとおり基本的に『リレー飼育』となります。2本目から使用するGrand-Master は20〜23℃ほどの温度でもキノコが生えない等メリットはありますが、『リレー飼育』は飼育の一方法でしかありません。
飼育(餌)において一番重要な要素は、二次発菌時に使用する添加剤の配合と分量で、この事に関しては現在に至るまでの飼育と結果が示しています。
例えば、1齢〜3齢初・中期まで何をどの程度喰わすか、2本目以降の配合と分量などがポイントとなります。
グランディスには国産オオクワガタのような飼育マニュアルがありませんので、菌糸ビンへ幼虫を入れ決まった温度で工程通りに飼育を行っても、93mmUPを誕生させることは容易ではありません。
93mmUP個体の飼育では誕生するまで紆余曲折は付きものです。飼育者の技量を試すような、決断を迫るような事態が必ずといってよいほど訪れます。
当然ですが Communication Breakdown は避けたいところです。
とは言いつつも、93mmUP個体が狙える幼虫が出現しない限り何事も始まりません。まずは幼虫が大きく育つことが大前提となりますので、血統(資質と素質)が重要なことは言うに及びません。
その上で餌が重要なファクターとなるのですが、添加剤の配合と分量が93mmUP個体の飼育に密接な繋がりを持ってることは確かです。
2023.3.7
The Rover とも言える辺境の幻、アルナーチャル産グランディスです。
ちなみに画像の個体の体長は80mmです。
インド産としては希少性1の産地で、天然の♂は一頭も採集されておらず、♀も数頭のみの記録となっています。
アルナーチャル産に関して言えば趣味で飼育している感じで、現在WDF4となる本種ですが可能な限り飼育は続けようと思っています。(今春1〜2ペアほど販売するかも知れません)
飼育に際しては、アルナーチャル産は他の産地よりも野性味が強く、ペアリングを行う時は♀殺しに常に注意しなければならないほど荒くれた気性をしています。
また、隔離された地域性からか大型個体の飼育は難しいものがあります。アルナーチャル産の80mmUPを飼育しているブリーダーは相当稀です。
2023.3.1
今期の種親筆頭となる、ミャンマーグランディス Yeak95.1(95.1mm)です。
ミャンマー産のYeak94.5(94.5mm)、インド産のGarda94.6(94.6mm)が次席の種親となりますが他にも種親クラスは多く揃っています。
さて、飼育に関することを少し記します。
まずは幼虫体重と成虫の羽化体長の相関関係についてですが、毎年ここの「ひとり言」へも記している通りほぼあてにはできません。ある程度あてにできるのは蛹体重くらいなものです。
幼虫体重が羽化体長に直結しにくい要因の一つに幼虫の縮みがあります。菌糸ビン交換後の縮みと蛹化前の縮みで、いずれも10g以上体重を落とす個体が現れたりします。
グランディスの飼育においては上記のようなことが起こりやすいことから、幼虫体重が羽化体長に直結し難くなっています。
次は、最終菌糸ビンへの交換のタイミングについてですが、このことに関しては菌糸ビンの交換をローテーション通り行っていれば、それほど重要なことでは無いと現在は思っています。
タイミングを見計らい交換を行ったとしても、その後の幼虫の行動次第で様相は一変、順調に成長してくれれば僥倖ですが、暴れ廻る、一カ所に留まり成長しない、餌は喰らうが成長しない、直ぐに蛹化モードへ移行する等々。
飼育は最終菌糸ビンで結果が定まりますが、全ては3齢幼虫の行動によるところが大きく、上記の行動そのものがその個体が持つ素質に他ならないと思っています。
特に超大型個体の飼育については、大きく成長し無事に蛹化・羽化する素質、プラス「運」の引き寄せが不可欠であると捉えています。
Trampled Under Foot
グランディスの飼育はいつもこんな感じですが、これまで数多く見続けてきた事象や長きに渡るエクスペリエンスが、尚のこと事実に基づく真実であると告げています。
菌糸ビンの交換時に幼虫体重が60g以上あろうとも、素質の無い幼虫は90mmどころか87mm前後で羽化することもある、それが超大型個体飼育の難しさの一端でもあります。
2023.2.20
本日、「ニュース」のコーナーを更新しました。
画像は掲載した個体の容姿ですが、2023.1.26に仮測定の画像を紹介していた個体で、全体的なバランスや太さが際立つ良形となっています。
羽化までに使用した菌糸ビンは4本で2本目に2000cc、3本目と最終ビンは1400ccを使用しています。ちなみに1本目はGrand-Grow 菌糸カップです。
本個体は2本目から3本目への交換時に期待が持てないと判断した為、3本目から1400ccの菌糸ビンを使用していました。
期待薄の幼虫でも菌糸ビン交換後に順調に成長し大きく羽化する個体が時折現れます。
逆に、期待をしていた幼虫が思っていたほど大きくならず、思惑通りに羽化しないことも度々あります。(頻度としてはこちらの方が多いと思います)
比喩的に言えば、設計基準に基づき施工された河川堤防が、想定外の大雨により決壊してしまう...、そんな事象でしょうか。
When the Levee Breaks 、飼育にはつきものです。
2023.2.13
休日にビン交換を行ったインド産グランディス Garda血統の幼虫です。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
1本目の飼育菌糸はGrand-Grow 菌糸カップ、2本目の飼育菌糸はGrand-Master を使用しています。
画像は3本目のGrand-Master 菌糸ビンへ幼虫を移行させた際に撮影したもので何とか大台の60g台に乗った感じです。
この後の成長次第では面白い存在に成りそうですが、いずれにしても素質と運が作用します。
The Battle of Evermore
超大型個体の誕生を目指す飼育はそんな感覚です。
2023.2.10
本日、2021年度分を表紙のページへUPしました。
掲載した全ての個体はGrand-Grow 菌糸カップからGrand-Master へのリレー飼育によるものです。
Yeak血統とGarda血統から、93mm以上の個体を各々2頭ずつ、計4頭掲載しています。中でもYeak95.1はミャンマー産として初めて95mmを超えた金字塔的な存在です。
今期も既にぼちぼちと幼虫が採れ出していましたが、これからも可能な限り長く飼育と言う名の道を歩み続けることが出来ればと...。
That's the Way です。
2023.2.7
Grand-Grow 菌糸カップ
本日より販売を再開しました。
2023.2.1
Grand-Grow 菌糸カップの販売再開について
昨年の12月に使用している原材料が無くなったことから販売を一時休止していましたが、原材料の入荷に目処が立ちましたので7日より販売再開の予定です。
当初は2月いっぱいは製造出来ないと予測していましたので、思ったよりも早く入荷し僥倖でした。
当店も原材料の入荷に合わせ産卵セットを組んでいたことから、割り出しのタイミングとしては良い感じです。
一年を通して今の時期が最も飼育に時間が割けますし、飼育実績からもこの時期に採れた幼虫から飼育レコード個体を筆頭に超大型個体が多く出現しています。
また、Yeak95.1血統やGarda94.6血統の♀達が、現在販売しているカワラ材(S材2本入り)に順調に産卵しています。
どのような初齢が採れどれほど大きく育つのか、Heartbreaker の出現を今から楽しみにしているところです。
2023.1.26
インドグランディス Garda血統個体の仮測定です。
本個体は羽化後1ヶ月以上が経過していましたので、本測定でもノギスの数字程になるのではと思います。
飼育方法はいつものとおりGrand-Grow 菌糸カップからGrand-Master 菌糸ビンへと移行する菌種変更リレー飼育によるものです。
躰が固まりましたら本測定を行い「ニュース」のコーナーへ掲載したいと思います。
さて、素質等について少し記したいと思います。
グランディスは大型血統同士を掛け合わせでも大型から小型までが羽化することがあります。
この特性を把握せずに国産オオクワガタ並みに飼育を簡単に考えていると、思ったほどの結果はまず得られません。
時折ネット内で見かける言葉に「管理ミス」と言った表現がありますが、素質がある個体は多少の管理ミスを犯してもそれほど小さくは羽化しません。また、飼育歴が長いブリーダーが使う言葉としては不適切、杜撰な管理状態で有る様に思えます。
70mm足らずの個体やそれ以下の個体は基礎となる素質が無い個体であり、早期に羽化するタイプもある意味で同じです。結論から言えば管理ミスの所為ではありません。
前記したとおり大型血統でも大型から小型まで羽化する場合があること、大型同士のペアでも相性の良し悪しで結果に差が出ること、そんなことがよく起こるのがグランディスです。
幼虫体重は重いに越したことは有りませんが60g以上あっても90mmに届かない場合も多々ありますし、一暴れでこれまでの飼育が泡と消えることも珍しくはありません。幼虫体重があまり当てに出来ないのも特徴の一つと言えます。
また、幼虫が大型に成ればなるほど無事に羽化する確率も当然低くなります。
例えるなら Moby Dick の様に、『超大型個体の飼育は難攻不落』、そんな文言がやけに似合っていると感じます。
2023.1.18
2023年度、種親の一部公開。
本日、2023年度に使用する種親の一部を「生体」DGMのコーナーへ掲載しました。
当店だからこそ出来る超弩級のラインナップ、興味がある方は覗いて見てください。
尚、紹介した3頭は既に始動済み、まずは幼虫飼育から規格外な個体が何頭出現するか、これからの飼育に期待が膨らみます。
2023.1.12
連休中にビン交換を行ったインド産グランディスGarda血統の個体です。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
2本目のGrand-Master 菌糸ビンから、3本目のGrand-Master 菌糸ビンへ幼虫を移行させた際に撮影したもので、1本目の飼育菌糸はいつものようにGrand-Grow 菌糸カップを使用しています。
ちなみに、本個体は初齢割出しより丁度5ヶ月半が経過した時点のものとなります。
まずはこの後も順調に育って欲しいところですが、飼育自体は今年も直観を信じつつ Ramble on 、後は運次第であると思っています。
追記
個人的に Jeff Beck へ追悼の意を捧ぐ。
2023.1.6
年末年始の休業期間中にインド産グランディスGarda血統のビン交換を行いました。
※幼虫画像は上のバナーをクリックすると御覧いただけます。
飼育方法はいつものとおりGrand-Grow 菌糸カップからGrand-Master 菌糸ビンへと移行する菌種変更リレー飼育によるもので、2本目にGrand-Master の2300ccを用い初齢割出しより約6ヶ月目の結果です。
順調に成長している幼虫もいれば蛹化前に落ちてしまった幼虫(67.5g)も居て悲喜こもごもの年初となりました。
グランディスの飼育に関しては毎年 Whole Lotta Love ですが、Good Times Bad Times の繰り返しです。
2023.1.1
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
1月3日までは冬季休業となります。
営業は4日から再開致します。
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