用品リスト @ボックス Aビン各種 B菌床 Cエタノール Dティッシュ Eカップ F添加剤 Gゴム手袋 H薬サジ I穴あけ棒 J詰め棒 |
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手順1:消毒 手にGゴム手袋 を付けCのエタノールをDのティッシュに染み込ませ、 @ボックス Aビン各種 H薬サジ I穴あけ棒 J詰め棒 を消毒します。 参考寸法 @ボックス内寸 幅 42.4cm 奥行 30.8cm 高さ 16.0cm H薬サジ 長さ 30cm I穴あけ棒 長さ 30cm 径 9mm J詰め棒 長さ 約50cm 径 22mm |
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手順2: 取出と皮膜除去 床に新聞紙を敷き菌床を乗せハサミで袋を切ります。 菌床ブロックに水滴が付いている場合はティッシュで取り除きます。 薬サジを使用し菌糸の皮膜を取除きます。 皮膜の取除きはナイフ等でもOKです。 |
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※菌床ブロックの皮膜は、保存していると厚くなります。出来上がったばかりの新鮮な菌床は皮膜が薄いですから、袋から取り出し後、上部を軽く取り除きそのまま崩しお使いいただけます。 |
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手順3: 菌床の取崩しと添加剤の投入皮膜を取り除いた菌床ブロックをボックスへ移します。 菌床を細かく崩し最低でも1センチ以下の塊に崩します。 この時大きな木片が混入している場合があります。気になるようでしたら取除いてください。 ※加水は絶対に行わないでください。 F添加剤の袋をハサミで切り、崩した菌床に振りかけます。 ※追加添加剤を加える場合はここで加えます。 添加剤は崩した菌床と十分に攪拌させ混ぜ込みます。 |
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手順4: ビンへの詰込み Eカップをティッシュに染み込ませたエタノールで消毒します。 カップを使用し菌床をビンへ入れます。この時、まずはビンの7割り程度となるようにします。 詰め棒や詰め機を使用し適度な硬さに詰込みます。 更に菌床をビンへ入れ上部に来るまで同じ作業を繰り返します。 菌床をビンに詰め終わったら穴あけ棒を使用し空気穴を開けます。 穴あけ棒が無い場合は薬サジの柄の部分でも十分開けられます。 空気穴の大きさは5〜10ミリ程度が必要です。空気穴を開けない場合、菌が上手く回らないことがあるので注意が必要です。 |
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※オガの粒子が微粒〜中粒ですので、硬く詰めてご使用いただくことをお奨めします。 |
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手順5:完成まで 残った菌床を更にビンへ同様に詰込みます。 最後にフタを締め詰込み作業は完了です。 おおよそ1ブロックから、2.0Lビンが1本、1.0Lビンが1本作り出せます。 ※菌床の日持は詰め方で変わってきます。硬く詰めると日持ちは良くなる傾向にあります。 |
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※フタには必ず2センチ程度の穴が必要です。穴が無いと酸欠になり菌が回りません。 写真のビンはフタの穴の部分にタイベストシールが貼られているものです。 |
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手順5:培養 菌床ビンの培養は23℃ほどがベストです。 菌は通常3日程で再生しビンが白くなり始めます。 一週間ほどで使用は可能ですが10日間ほど置いてからの使用をお奨めします。 ※まだ使用しない菌床ブロックや菌床ビンは、冷蔵庫へ入れて置くと長持ちします。 冷蔵保管していた菌床ビンは、取出し後3日ほど経過してからお使いください。 |
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温度・湿度計 | 培養1日目 | |||
培養3日目(菌が廻り始める) | 培養7日目 | |||
※気温の高い夏場に関して:キノコの菌は高温に弱いです。そのため、菌床のビン詰め作業は冷房の効いた涼しい所で行ってください。 詰め終わった菌床ビンは23℃ほどで管理すると失敗する確率は減ります。 ※キノコが出やすい春と秋のシーズンに関して:培養時の温度を少し高めに設定するとキノコが出にくくなる傾向にありますが、オオヒラタケ系の菌糸では完全に止めることはできません。 |
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