グランディスオオクワガタの魅力
インド産 Garda血統 95.0mm


グランディスオオクワガタの魅力は何と言ってもその大きさにあります。全世界のオオクワガタの頂点に達した世界一の雄姿と迫力は、本種グランディスオオクワガタの最大の魅力でしょう。

野外での最大個体は92.0mmを記録し、オオクワガタの仲間で唯一90mmを超える世界最大のオオクワガタがグランディス(moriyai )です。

野外では最大種のグランディスですが、野外ギネスを越す個体を飼育により作り出すことは、独特の癖を持つため容易ではありません。その為、飼育難易度は相当高いものがあります。

飼育難易度が上がれば上がるほど、超大型個体を作り出した時の達成感や充実感が高くなり、その個体が大きければ大きいほど嬉しさも倍増します。

如何にして超大型の個体を誕生させるか、それがグランディス飼育の最大の魅力であり醍醐味となりますが、 現在は休刊中の某誌へ2003年に寄稿した飼育記事の一節を紹介します。

「グランディスの飼育を通して感じている全ての魅力を突き詰めていくと、最終的には”試行結果を注入した大型個体の作出”に行き着きます。」

2015年 BE-KUWA 飼育ギネス個体の飼育により具現化できましたが、ギネス個体の雄大なたたずまいは、これまで行ってきた試行結果の結実そのもので、感動的ですらあります。


2014年期飼育の91.5mm以上の個体達
むし社測定個体
インド産 Garda血統 92.6mm インド産 Garda血統 92.0mm
この3頭はギネス個体と共にむし社へ持参した個体で、ギネス個体と一緒に体長を測定してもらっています。

下段に紹介しているBE-KUWA57号へ掲載した個体とは、体長を見て判るとおり別個体となります。
インド産 Garda血統 91.6mm

BE-KUWA57号掲載個体

インド産 Garda血統 93.0mm ミャンマー産 Yeak血統 92.8mm
この3頭はBE-KUWA57号へ体長測定画像が掲載された個体です。

上段のむし社へ持参した個体より遅く羽化している為、むし社へは持参しておりません。
インド産 Garda血統 92.3mm

91.5mm以上の春採り個体はここに紹介した6頭となります。(飼育ギネス個体除く)
尚、インド産 Garda血統 93.0mm以外は、全て菌種変更リレー飼育の結果となっています。
(インド産 Garda血統 93.0mmは羽化までGrand-Grow菌糸ビンによる飼育結果)

※飼育ギネス個体につきましてはBE-KUWA57号(飼育ギネス特集)に掲載されています。
また、”ギネス グランディス 飼育の軌跡”と題した記事を寄稿しています。
巨大グランディスの飼育に興味のある方はBE-KUWA57号をご購入ください。

BE-KUWA2015年度飼育ギネス個体作出 菌種変更リレー飼育
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